節約主婦の超節約術・お風呂を沸かす『沸かし太郎』〜ヒルナンデス！
2015年3月25日 ヒルナンデス！ 「ドケチ隊が行く超節約主婦お宅訪問」驚異の節約術を実践して節約本を出版したカリスマ主婦の節約術と、お風呂をわかす『沸かし太郎』を紹介します。
ヒルナンデス！のドケチ隊、松本明子さん・谷澤恵里香さん・春日俊彰さんが、
驚異の節約術で一戸建ての３０年ローンを７年で完済した超節約大家族のお宅を訪問しました。
節約のスペシャリスト・大庭聡恵さんはユニークな節約術で新聞にも掲載され、
元マンガ家という経歴をいかし節約本「びっくり節約生活！一家6人+１ 月７万円」
までも出版されています。
ご家族は、薬剤師をしているご主人と大学生から小学生までの４人のお子さん。
さらにイヌ１匹・ネコ２匹も飼っています。
水道代は井戸水で節約
大庭家の１ヶ月の水道代 １５００円 （一般６人家族 ９２４７円）
節水を心がけているのはちろん、約３km離れている農家さんから井戸水をいただき、
30kg〜40kgの水を空のペットボトルなどに入れて自転車で運搬しています。
飲水・料理は全て井戸水を使用し、そのおかげで
一般家庭の６分の１という驚異の水道代を実現しています。
仰天の超節電術
大庭家の１ヶ月の電気代 ４５７７円 （一般６人家族 ２２２１０円）
節電術 夜の９時にはブレーカーを落とす
夜９時〜朝の４時半（母の起床時間）まで全てのブレーカーを落とし完全消灯。
「待機電力の節約のためにブレーカーは絶対あげない」という鉄の掟があり、
トイレなどに行くときは各自が持っているヘッドライトなどの電源を使うそうです。
大庭家で使っていない家電 レベル１
１０年前に電源プラグを抜いて以来エアコンは使っていないため、
９歳になる末の娘さんはエアコンがなにか知らなかったそうです。
真夏には、霧吹きで体中に冷たい水をミストして扇風機を使い気化熱で涼んでいる
お父さん。人間クーラとよばれ、びしょ濡れのお父さんが扇風機の前に座り、
家族全員に冷たい空気を送るそうですよ。
冬の唯一の暖房こたつも電源コードがつながっていません。
湯たんぽを使って温めています。
この２つで１ヶ月２８６０円の節約
大庭家で使っていない家電 レベル２
２年前にテレビのアンテナを外したため見れません。
１ヶ月５８円の節約。
庭家で使っていない家電 レベルMAX
なんと冷蔵庫のドアがなく、棚になり「棚化くん」とよばれて、
調理器具やパスタ、冷やす必要のない調味料を収納しています。
もちろん電源は入っていませんよ。
冷凍食品などは使わずに、その日に使う食材しか買わないので冷蔵庫いらず。
結果、食材と電気の節約につながります。
冷蔵庫の電気代 １ヶ月５５０円の節約。
ガス代０円生活
大庭家の１ヶ月のガス代 ０円 （一般６人家族 ９５８２円）
「いまガスやめちゃってるんです」
大庭家では７年前にガス会社との契約を打ち切りプロパンガスごと撤去。
お風呂を温める電気ヒーター 沸かし太郎
ガスをやめている大庭家のお風呂はどうやって温めるの？
その疑問に答えてくれたのが『沸かし太郎』でした。
災害時などに水を温めるためにすぐれものの電気ヒーターです。
銀色の部分が熱源となり冷たい水を、最大４５度まで温めることができます。
インターネットで３万円ほどしたそうですが、長い目で見ればお得なんだとか。
冬にはお風呂をわかすのに１０時間もかかるどうでが、節電使用のため電気代は４２円。
追い焚き機能の１回のガス代が８０円なのでやはりお得ですね。
大庭家では、朝９時からわかし夜７時にはお風呂にはいるそうですが、もう一工夫、
保温のため断熱シートも浴槽に浮かべてあり、お風呂にはいるときも断熱シートを
かけたまま入浴しています。
１ヶ月１１４０円の節約。
料理はホットプレートで
ガスのない大庭家では、料理は４大のホットプレートで全ておこなっています。
節約レシピで食費を驚異の節約
大庭家の１ヶ月の食費 ４００００円 （一般６人家族 ９２５５６円）
６人で１日あたり１３００円。
大庭家の節約レシピ 大庭家流チェーン料理
大庭家のトンカツ
① ごく普通の豚のロース肉をゆでる
② パン粉のみ５分程炒める
③ 茹でた豚肉にソースをかけ、パン粉を絡めて食べる。
味はさっぱりした豚カツ。美味しいそうです。
豚肉のゆで汁を使って次の料理をします。
これがムダにしない大庭家流チェーン料理。
豚の入っていない豚汁
① 豚肉のゆで汁に大根・ニンジン・ネギを入れる
② 味噌を入れて１０分程煮込む
さらに次の料理につなげます。
大庭家流 お好み焼き
① 残した豚汁に１品目の残りのパン粉を入れる
② ホットプレートで焼く
最小限の食材を余すことなく使った３品の料理。
１人分の食材代は８８円です。
大庭家のモットーは「明るく楽しく節約！」
節約も家族皆が楽しまなくては続けることができませんね。
