金子ノブアキのSELECT本〜王様のブランチ

2014年2月15日 王様のブランチ 読書LOVERS 金子ノブアキのSELECT本

映画「クローズZEROⅡ」を始め数々の映画やドラマなどに出演。
俳優として活動するほか、ロックバンド・RIZEのドラマーでもありミュージシャンとしても活躍している金子ノブアキさん。

そんな金子ノブアキさんは30歳過ぎた頃から自伝だったりエッセイなどを凄く読みたくなり、自分以外の人生とか経験してきたこととかを書籍で読むということがいいなと思ったそうです。

「ダシとれちゃう」くらいの長風呂。
台本や本はお風呂で読むそうですよ。

金子ノブアキさんが人生に共感した本『談志 最後の落語論』 立川談志/著

落語家・立川談志
人間社会の本質を描く、立川談志流の落語論の集大成。
稀代の天才噺家と呼ばれ全身全霊をかけ落語に人生を捧げてきた彼が、73歳のときに落語についてつづった1冊。


「落語に対する思い スゲェーな」と思って。
読むと身のしまる重いで圧倒されます。

祖父が落語が好きで、落語家とつながりがあり立川流とか割と理解所にあったんですよ。

立川流一門の感じはアウトローでスゲェーいいなと思って。
群れは群れなんだけど、群れていないという感じかな。
狼とかそういう動物の群れみたいでカッコいいんですよ。

この本を読んで、やったるぜ!と燃えましたよね。

今やっている事が仕事になっているのがラッキー。
よく働くねって言われるけど
それを上回るだけの快楽がないだけの話。
休みもらってもドラム叩いちゃったりしてるんだし。

欲しいから食いまくる。
そういう意味では共感する部分はありました。

談志 最後の落語論

談志 最後の落語論

金子ノブアキさんが人生の勉強になった本『別れる力 大人の流儀3』 伊集院静/著

飛行機に乗るとき空港で置いてあるのをぱっと見つけて、
タイトルの「別れる力」・・・気づいたらレジにいましたね。
ジャケ買いです。

弟、妻、友人など数多くの別れを体験してきた伊集院静が、別れをテーマに綴った人気エッセイシリーズの3冊目。

「別れは終わりではなく、始まりである。」
伊集院静さんが送る優しくも切ないメッセージ。
立ち上がりる勇気をくれる1冊です。

別れとかは悲しいだけじゃなくて人を不幸にするだけのもんじゃないと書いてある。
この本が出た少し前に父を亡くしまして、いろいろ考える時期だったんですけどポンと背中を押されたような・・・。
欲しかった一言がここに書いてあった。

大人になっていく上で学ぶべきところが多いなと、響くものが多いですね。


別れる力 大人の流儀3

別れる力 大人の流儀3