2012年1月14日「文芸書ランキングTOP10」〜王様のブランチ

2012年1月14日の王様のブランチ「文芸書ランキングTOP10」です。

第1位 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』 小澤征爾村上春樹/著

世界で活躍する指揮者・小澤征爾さんに、村上春樹さんが1年をかけて問いかけ書き下ろした本。

第2位 『奇面館の殺人』 綾辻行人/著

2日で200万円という高額の謝礼につられ、大富豪の別荘に招待された6人の男たち。
ただし、滞在中は常に仮面をかぶっていることがルールだった。
「何とも異様な、この奇面の集い。」
「仮面に鍵がかかっている。」
全員が素顔を隠しているこの怪しい屋敷で、まもなく凄惨な殺人事件が起こる。

第3位 『愛さなくてはいけないふたつのこと』 松浦 与太郎/著

「僕が試して、いいなと思っているのは、手のひらをじっと見つめること。」
あなたがあなたらしく生きるため、心の片隅にある不安や寂しさと一度向き合って見ませんか。
暮しの手帖」の編集長がつづる初の実践的人生論。

第4位 『謎解きはディナーの後で2』 東川篤哉/著

第5位 『セクシーに生きる』 ジェイミー・キャット・キャラン /著

第6位 『舟を編む』 三浦 しをん/著

辞書編集にかける人々の熱い生きざまが胸を打つ。

第7位 『二流小説家』 デイヴィッド・ゴードン/著

このミステリーがすごい!2012年版 海外編」
「文春ミステリーベスト10 2011年 海外部門」
「ミステリが読みたい! 2012年版 海外編」
などの有名ミステリーランキングで第1位を独占。

映画・ファッション・出版業界でキャリアを積んできた著者が、実体験から着想を得て書いたデビュー作。

第8位 『続・大人の流儀』 伊集院静/著

酒とギャンブルをこよなく愛し、「最後の無頼屋」と呼ばれる伊集院静
「大人が口にすべきでない言葉がある」
こんな時大人ならどう考える、どう振る舞うのか。
本物の大人のあり方を説いたエッセイ第二弾。

第9位 『ヴァニティ』 唯川 恵/著

「歓送迎会を兼ねて、同期会をしよう」
「子会社に追いやられたかつての恋人」
商社で働く「那美」は同期会で元彼の「辰也」と再会する。
しかし、大きなミスで子会社に左遷された彼に若かりし日の面影はなかった。
「前になかった白髪」
「不意に泣きたくなった」
苦い思いにさいなまれる「那美」。
「私も辰也に不運のお返しをした。」
実は彼のミスの裏には「那美」しか知らない真実が隠されていた。

恋愛小説の名手が送る珠玉の短篇集。

第10位 『極北ラプソディ』 海堂尊/著

地域医療のあり方を問う長編小説。
極北クレイマーの続編。

「極北救急救命センターにレンタル派遣」
「突っ立てると、ウドの大木みたいだな」
極北救急センターに派遣されてきた外科医の今中。
現場で戸惑う彼に付いたあだ名は「ウドくん」。
着任早々ドクターヘリに乗せられるやとんでもない目に合う。