2012年1月21日「文芸書ランキング TOP10」〜王様のブランチ

2012年1月21日の王様のブランチ「文芸書ランキング TOP10」です。

第1位『あんぽん 孫正義伝』 佐野眞一/著

「ビジネスを通して世の中を変えたい」
「私の命をかけて必ずドコモを超える」
在日韓国人として生を受け差別に苦しんだ幼少時代から、ソフトバンクを創業し日本有数の資産家となった現在まで、孫 正義さんの半生。

第2位『奇面館の殺人』 綾辻行人/著

2日で200万円という高額の謝礼につられ、大富豪の別荘に招待された6人の男たち。
ただし、滞在中は常に仮面をかぶっていることがルールだった。
「何とも異様な、この奇面の集い。」
「仮面に鍵がかかっている。」
全員が素顔を隠しているこの怪しい屋敷で、まもなく凄惨な殺人事件が起こる。

第3位『恋物語』 西尾維新/著

現代のカインを描いた物語シリーズの12作目。
「彼女は蛇神様になった」
恋人の命を守るため、蛇神と命の取引をした女子高生。
「私達には未来がないの」
方して彼らの運命は?

第4位『さいごの色街 飛田』 井上理津子/著

「映画のセットのような町の光景」
大阪市西成区に、今なお遊郭の名残をとどめる飛田新地
夜ともなれば、店の上がりかまちに女性が座り男性客の来店を待つ。
取材拒否の町に、足掛け12年密着した迫真のノンフィクション。

第5位『大人の流儀』 伊集院静/著

酒とギャンブルをこよなく愛し、「最後の無頼屋」と呼ばれる伊集院静
「大人が口にすべきでない言葉がある」
こんな時大人ならどう考える、どう振る舞うのか。
本物の大人のあり方を説いたエッセイ第1弾。

第6位『続・大人の祝儀』 伊集院静/著

酒とギャンブルをこよなく愛し、「最後の無頼屋」と呼ばれる伊集院静
「大人が口にすべきでない言葉がある」
こんな時大人ならどう考える、どう振る舞うのか。
本物の大人のあり方を説いたエッセイ第2弾。

第7位『上を向いて歩こう 年をとると面白い』 永六輔/著

「「上を向いて歩こう」はもともとが泣き虫の歌」
上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」など昭和を代表する歌の作詞を手がけた永六輔さん。
「あなたはどんなときに歌をうたうのでしょうか。」
今年に入って歌にまつわるエッセイを発表しました。

第9位 『私が弁護士になるまで』 菊間千乃/著

昨年12月に弁護士となった元フジテレビアナウンサーの菊間千乃さん。
「飲酒問題を起こし、すべての番組を降板した。」
ブラウン管に復帰を果たすもやがて退社。
背水の陣でいどんだ司法試験が彼女の人生を変えた。

第10位 『日本を捨てた男たち』 水谷 竹秀/著

「出会った御女性を追いかけて渡米する」
出稼ぎに来ていたコンパニオンを追いかけ、彼女たちの故郷フィリピンに移住した日本人男性。
「現金をもっていないために、帰国ができない。」
だが、彼らの中にはホームレス状態に陥ってしまう者も少なくないという。
フィリピンの困窮邦人を追ったノンフィクション。