主婦に人気のごはん茶碗『ごはんがつきにくい茶碗』〜ヒットの泉

2012年10月14日 ヒットの泉 今週のテーマ、秋の実り「ごはん」で紹介された、月に1万個売れる主婦に人気のごはん茶碗『ごはんがつきにくい茶碗』です。

「ご飯は一粒残さずに食べなさい」って子供の頃言われましたが、米粒がごはん茶碗にくっついて取るのに一苦労・・・なんてことになりますね。

『ごはんがつきにくい茶碗』なら、ご飯粒をのこすことなく食べられます。

『ごはんがつきにくい茶碗』のお父さんは、大東亜窯業株式会社・取締役・営業部長の山内基実さん。

大東亜窯業株式会社は、1日に6万5千個の食器を作る老舗の陶磁器メーカー。

『ごはんがつきにくい茶碗』の秘密

お茶わんの内側にある“ツブツブ”にあります。

表面がツブツブだとご飯粒は点でくっつきます、表面がツルツルだとご飯粒が面でくっつきます。面でつくととれにくく、点でつくと取れやすくなります。

表面に無数の突起があることで、ご飯粒の触れる面積を減らしくっつきにくくさせているんです。

『ごはんがつきにくい茶碗』主婦の皆さんに人気のもうひとつの理由「洗いやすさ」

普通のお茶わんはご飯粒がこびりつき、洗う時につけ置きをしないとなかなか落ちなくなりますが、『ごはんがつきにくい茶碗』ならつけ置きしなくても簡単に洗い流すことができます。

食洗機などくっついたご飯粒が取れないこともありますが、『ごはんがつきにくい茶碗』なら大丈夫。キレイになっていました。

『ごはんがつきにくい茶碗』は、米粒がつかないしゃもじがヒントになって作られました。
プラスティックと違い陶器に加工するのは難しく、撥水加工のしてある塗料を塗ることにより実現。

さらにナノテクノロジーを利用して、水だけで洗える食器を開発しているそうですよ。