ビビる大木さんSELECT本〜王様のブランチ

2014年2月1日 王様のブランチ 「読書LOVERS ビビる大木のSELECT本」で紹介された、ビビる大木さんのおすすめの本です。

歴史も小説もノンフィクションも幅広く本を読むというビビる大木さん。
フィーリングで本を選ぶそうで、買った本は最後まで読むというルールがあるんですって。

幕末にハマったのは大河ドラマ新選組」がきっかけ。
大河ドラマや歴史に興味がなのが、三谷幸喜さんが大河ドラマを書くと知って歴史を勉強し始めたそうです。

「幕末時代のゴチャゴチャしているところが面白い」
そうです。

『中濱万次郎 「アメリカ」を初めて伝えた日本人』

もともとジョン万次郎さんに興味があったビビる大木さん。
ジョン万次郎を巡る高知旅を慣行したのをきっかけに土佐清水の「ジョン万次郎資料館」の名誉館長になったそうです。

『中濱万次郎 「アメリカ」を初めて伝えた日本人』のあらすじ

江戸時代末期から明治かけて活躍したジョン万次郎の伝記。
漁師仲間と漂流し無人島生活を送った日々や、アメリカで勉強をしたことなど、ジョン万次郎のひ孫である著者・中濱博さんが、日記や手紙・公式記録などをもとに書き上げた1冊。

ビビる大木さんジョン万次郎への思い

黒船来航が1853年。
その段階でジョン万次郎はすでにアメリカに行って10年を過ごし帰ってきているんです。黒船がくるころには、江戸幕府に「アメリカの人間なんじゃないか」と思わせてしまうほどアメリカのことを知っていたんですね。

西郷隆盛坂本龍馬みたいに侍とか武士の身分じゃない人ないんで、なかなか教科書とかには出てきにくいですが、裏では日本歴史にとっては経験をとてとんでもない経験を持ってきてくれた人なんです。

アメリカから沢山のおみやげを持ち帰ったジョン万次郎。
写真機やミシン・書籍・アコーディオンなど見たことのない技術に日本人は驚いたそうです。

「興味深い人生です。この人は」

妻・おりょうさんの目線でつづる『わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き』

坂本龍馬の妻“おりょうさん”に聞いたものをまとめた本です。

『わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き』のあらすじ

いろいろな人が明治の半ばになって龍馬の話を書きだした時、
「こんなんちゃうわ!!」と言って語った。
妻・おりょうさんの目線でつづる坂本龍馬

「龍馬はそれはそれは妙な男でして、まるで他人さんとは一風違っていたのです。」

妻・おりょうさんだけが知っている人間坂本龍馬の魅力。
英雄の知られざる姿に迫ります。

龍馬が愛し龍馬を愛した、だた1人の女が語る1冊は必見です。

ビビる大木さんの『わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き』への思い。

「奥さんのおりょうさんもすごい人なんです。」
坂本龍馬の死後、明治になってから酒が入ると「私は坂本龍馬の女だ」イケイケな強い感じの女性。坂本龍馬も「まことおもしろき女」といっています。

「歴史好きにはたまらない読んでみたい本。」
「龍馬の本は数あれど龍馬の奥さんから見た竜馬ってないんですよ。」
熱く語っていました。

ビビる大木さんの奥さんAKINAさんは、沖縄の人で独特の雰囲気があるそです。
プレゼントをあげたときにかえってきた言葉が
「ええ!?何時に買ったの?」と言われたそうです。
「まず最初に時間なの?」と思いました。

「独特の感覚がおりょうさんと似ているかもしれませんね。」
と語ったビビる大木さんでした。