「簡単に血糖値を下げる切り札!【グルット4】活性術」〜たけしの「みんなの家庭の医学」

8月16日の「たけしのみんなの家庭の医学」のテーマは「簡単に血糖値を下げる切り札!【グルット4】活性術」でした。

増えた血糖値を下げるには、食事制限や有酸素運動が知られていますが、なかなか長く続けるのは大変です。そこでもっと簡単に効果のある方法が、「グルット4」活性術です。

「グルット4」の正体とは

体の中で糖を蓄える場所は「肝臓、血液、筋肉(骨格筋)」の3つで、体の糖分の8割は筋肉に蓄えられています。「グルット4」は筋肉内にあるタンパク質で、血液中の糖を筋肉内に取り込む働きをしています。

30代後半から40歳で筋肉量は低下していき、筋肉が少なくなると言事は、糖の保管場所が少なくなり血糖値が上がる事になります。

「グルット4」を活性化させる方法

簡単にできる「グルット4」を活性化させる筋トレを紹介しています。

① 肩、背中を壁につけ立ちます。
② 肘を直角に曲げて両腕を上げる。
③ その状態から自分が上げられとことまで、両腕を上げる。
④ 元に戻す。これを繰り替えします。

食後1時間以内に5分間行って下さい。とっても簡単なので毎日続けられます。
この程度の筋トレでは筋肉量は増えませんが、普段使っていない筋肉を使うので「グルット4」を活性化させること出来ます。

血糖降下実験にてこの方法を実践した男性は、プラス15分間のウォーキング(1駅歩く)で、有酸素運動(30分のウォーキング)や食事制限をやっていた人と同じように血糖値が下がり、食べた後の血糖上昇率も抑えられていました。

筋トレの効果は、筋肉の刺激によって直接「グルット4」を活性化し、筋肉量が増えることで「グルット4」も増加し、効率良く糖を筋肉に取り込むことが出来ます。

筋トレをしなくても十分な筋肉量を保ち「グルット4」を活性化する方法。

現在53歳になった未唯さんは、再結成されたピンク・レディーの全国ツアーの真っ最中。
絶世期の20歳代に劣らないほどの動きです。これだけの動きをするのにはそれだけの筋肉量を維持していないとできないはず。
全身の筋肉量を測ったところ、両足とも筋肉量が平均値より大きく上回っていました。

普段、運動が嫌いでジムなど行ったことがない、特別なことをしていないという未唯さんの日常生活に密着しました。

ある日の夕食は、鶏刺しの盛り合わせ、豚肉と根菜の蒸し物、飲む豆腐、焼き鳥の盛り合わせ、鶏のコラーゲン鍋でした。
翌日のショッピングでは「雨さえ降らなければ30分圏内は歩きます」と、タクシーなどを使わずかかとの低い靴で歩いていました。ペッパー警部のリズムで歩くのでかなり早い歩き方になっています。ショーウィンドウで、自分の歩く姿勢が良いかチェックしていました。

食事は出来るだけ脂肪の量を少なくし、炭水化物、タンパク質をバランス良く取る事が重要で、鶏肉や赤身肉は脂肪の量が少なくカロリーが抑えられ、筋肉の素となるタンパク質を豊富にとることが出来ます。

歩幅を1足分前に出す事により歩幅が広くなり、歩行スピードが早くなる。足を素早く前に出さなくてはならないのでおしりの筋肉や、腹筋を使います。
沢山の筋肉を使うことは筋肉量を維持することが出来、筋肉の刺激により「グルット4」が活性化されます。

姿勢を正しくすることにより、鍛えることの難しい腰や背骨を支える筋肉を鍛えることが出来ますので、これも「グルット4」の活性化に継りますね。

「無理なくチョットだけ」筋トレ、ウォーキング、食事、姿勢や歩き方に気を付けることにより血糖値を下げることが出来ます。



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