いま最も面白いマンガは?「マンガ大賞2015」TOP3〜めざましテレビ
2015年3月25日 めざましテレビ 「今年最も面白いマンガは?マンガ大賞2015」で紹介された、
「マンガ大賞2015」のTOP3『かくかくしかじか』『子供はわかってあげない』『聲の形』のあらすじなどです。
いま1番面白いマンガを選ぶというコンセプトで2008年にスタートしたマンガ大賞。
過去の受賞作「テルマエ・ロマエ」が映画になって大ヒットしたり、
「海街diary」も映画公開をひかえたりエンタメ界に大きな影響を与えています。
大賞に選ばれると少なくとも2倍売れゆきが伸びると、
特設コーナーを設けている本屋さんもあります。
今年は14作品がノミネート。
「マンガ大賞2015」TOP3を紹介します。
マンガ大賞の選考方法は?
① 選ぶのは書店員さんを中心としたマンガファン
② 対象は単行本が8巻以内の作品
③ 人にぜひ勧めたいマンガを選び投票
発起人である日本放送の吉田アナによると、
選ばれる基準は「面白いかどうか!」の一言。
選考員の皆さんでの話し合いは「まったくしません」
「これ面白い!人に勧めたい!というのを投票数でスポーツのように決めています。」
とのことでした。
第1位 かくかくしかじか 東村アキコ/著
人気マンガ家・東村アキコさんは「海月姫」など、ヒット作で知られる超売れっ子。
東村アキコさんが高校時代から通った絵画教室の先生・日高謙三さんとの
おかしくも切ない思い出をつづった作品。
竹刀をもって絵を描く指導をする先生の個性がとにかく強烈なんです。
「最初の頃は絵画教室に行くのが嫌で嫌で辞めたい辞めたいと思っていた」
「仮病で“お腹がいたい”と言って帰ったら日高先生が追いかけてくれて
“お腹がいたい“というウソを信じておんぶしてバス停まで連れて行って
くれたことがあって、それが1番強烈な思い出ですね。」
「唯一無二の師匠だし、会えたことに感謝しています。」
作品ではそんな先生からうけた影響、マンガ家としての原点が描かれています。
コミカルに描かれていますが、最後には恩師との絆が涙を誘いますよ。
第2位 子供はわかってあげない 田島列島/著
ゆるふわな青春物語。
主人公は、偶然にあった水泳部のサクタさんと書道部員のもじくん。
二人のロマンス・・・ではなく
意外や失踪したサクタさんのお父さんを探すというシリアスな展開。
甘酸っぱいひと夏の冒険も、新鋭マンガ家・田島列島さんが独特のタッチで描きます。
『子供はわかってあげない』を読んだ方の感想は、
「色とか柔らかい感じが好き」