2012年9月29日 最新の話題の本『文芸書ランキングTOP10 』〜王様のブランチ

2012年9月29日 王様のブランチ 最新の話題の本『文芸書ランキングTOP10 』です。

第2位 『ソロモンの偽証 第2部 決意』 宮部みゆき/著

ある中学校で男子生徒が不可解な死を遂げた。
ひたすら保身に走り、同級生のいじめよる自殺と結論付けた大人たち。

隠された真実を暴くため、生徒たちは学校内裁判を開くことに・・・。

「僕らの学校内裁判は、勝ち負けを争うのではなく、協力して真実にたどりつくことが目的です。」

来月発売の第3部に続くミステリー巨編。

第3位 『JORGE JOESTAR』 荒木飛呂彦/原作・舞城王太郎/著

さまざまな特殊能力を持つJOESTAR一族の血縁と因縁を描いた、大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』。

その世界観を小説にするプロジェクト「VS JOJO」が昨年から進行中。
舞城王太郎さんが執筆した第3弾は、原作のキャラクター“ジョージ・ジョースター”と今作オリジナルの“ジョージ・ジョースター”。
2人の“JOJO”が活躍するエンターテーメント作品となっています。

第4位 『光圀伝』 冲方丁/著

TBSのドラマでおなじみ水戸黄門こと「水戸光圀」。
知られざる生涯を描いた歴史小説

第5位 『虚像の道化師 ガリレオ7』 東野圭吾/著

第6位 『自分をえらんで生まれてきたよ』 いんやくりお/著

第7位 『ノエル -a story of stories-』 道尾秀介/著

二人の中学生が作った絵本が人々の運命を変えていく。
物語生み出す感動と奇跡を描いた連作短編集。

著者の道尾さんは創作中のキャラクターにいつも感情移入してしますそうです。
今作の中の『カブトムシ』を主人公にしたショートストーリーを執筆しているときは、「カブトムシになりきって書いています。」「カブトムシが飛んでいるときは、飛んでいる気になりますね。」

 直木賞作家・道尾秀介さんの最新作『ノエル -a story of stories-』のあらすじとインタビューの記事はこちら

第8位 『ソロモンの偽証 第1部 事件』 宮部みゆき/著

法律事務所に勤めていたことのある著者が、裁判を題材に描いたミステリー巨編の第1部。

第9位 『ルパン、最後の恋』 モーリス・ルブラン/著

怪盗紳士アルセーヌルパンシリーズ最終作は、本国フランスでも今年5月に出版されたばかりの新刊。

長らく幻の作品と言われていましたが、著者の孫フロランスさんが遺品整理中に偶然原稿を見つけたそうです。

第10位 『神様のカルテ 3』 夏川草介/著

地域医療に従事する若い内科医・栗原一止の奮闘を描いた長編シリーズ。
医師とはどうあるべきか、悩み考えあぐねた末ついに一止が見つけた答えとは。

読んだ感想は、
「涙なしには読めない。」
「相手を思いやる気持ちに何度も心を打たれます。」
「私もへこんでいる場合じゃないぞ!と思いました。」