2012年9月22日 最新の話題の本 『文芸書ランキングTOP10 』〜王様のブランチ
2012年9月22日 王様のブランチ 最新の話題の本『文芸書ランキングTOP10 』です。
第2位 『ルパン、最後の恋』 モーリス・ルブラン/著
大公である父が亡くなり、莫大な富を手にすることとなった一人娘の“コラ”。
彼女の後継人のなかに正体を隠した怪盗ルパンがいた。
怪盗紳士アルセーヌ・ルパンシリーズ、78年ぶりの新刊。
近年になって発見された遺稿が日本でも、ついに発表されました。
第3位 『光圀伝』 冲方 丁/著
第4位 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子/著
第5位 『絢爛たる悪運 岸信介伝』 工藤美代子/著
高度経済成長期に、2期連続で総理大臣をつとめた“岸信介”。
その波乱の人生をたどりつつ強運を持つ人物だとまとめています。
戦後A級戦犯容疑で拘置所に拘留されるも不起訴。
更に、安保改定の新条約案は激しい反対運動にあいながらも自然成立。
「この国を変えるには『悪運』が強くなければ結局ダメなんだ」
第6位 『ソロモンの偽証 第1部 事件』 宮部みゆき/著
法律事務所に勤めていたことのある著者が、裁判を題材に描いたミステリー巨編の第1部。
第8位 『百年法(上)』 山田宗樹/著
不老化技術を導入し、不死の実現に限りなく近づいた近未来の日本。
しかし、世代交代をうながすため百年後に死ななければならない。
百年の法
不老化処置を受けたものは、百年を経過した時点で、生存権を失う。
国民に死を強制する国家の理念とは?
第9位 『さらば東京タワー』 東海林さだお/著
「東京スカイツリーに高さ日本1の座を明け渡した。」
「東京タワーはこの先どうやって食っていくのか。」
零落の東京タワーを慰問した著者。
哀愁ただよう展望台で見た社会の縮図とは?
表題作を含む16編のユーモラスなエッセイを収録。
連載42年目を迎えた「男の分別学」の書籍化・第32弾。