「全国の書店員が選んだ いちばん売りたい本 2012年本屋大賞ランキングTOP10」〜王様のブランチ

2012年4月15日王様のブランチ 「全国の書店員が選んだ いちばん売りたい本 2012年本屋大賞ランキングTOP10」です。

第1位『舟を編む』 三浦しをん/著

2012年本屋大賞受賞作です。

「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」

出版社に入社して3年。
馬締光也(まじめみつや)が移動した先は辞書編集部。
そこには言葉との格闘に人生を捧げる個性的な面々が集い、辞書づくりを巡ってにあついドラマを繰り広げていた。

誰でも一度は使ったことがある辞書、その何気なく使っているものが、こんなに沢山の思いを込めて作られているんだということが、楽しめる文体で書かれていて、読んでよかったと思うような作品です。

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第3位『ピエタ』 大島真寿美/著

舞台は18世紀のヴェネツィア
孤児のエミーリアは、ピエタ慈善院で育ち音楽を学んだ。
やがて彼女は恩師ヴィヴァルディが残したはずの、ある特別な楽譜を探し始める。
いくつもの謎と恩師の知られざる恋・・・。
1つの楽譜から悲しい真実が明かされる。
バロック期を代表する作曲家・ヴィヴァルディの生涯を軸にした物語。

エキゾチックな雰囲気があって、殺人とかではないミステリー、読後感がすごくいい作品。
涙がでるような感動的なラストシーンに向かって流れ込んでいきます。

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第4位『くちびるに歌を』 中田永一/著

長崎県五島列島のある中学校の合唱部。
顧問は、美しすぎる臨時教員「柏木」。
彼女はコンクールの課題曲にちなみ、部員たちに15年後の自分へ手紙を書かせる。
それぞれに悩みを抱えながらも、今を全力で生きるせい生徒たちの青春小説。


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第5位『人質の朗読会』 小川洋子/著

ある国で、日本人観光客を乗せたバスが反政府ゲリラに襲撃された。
人質となり時間を持て余した8人は、朗読会を思いつく。
彼らは大切な思い出を振り返って語り始めた。

皆さんが心のなかに持っている、人とのつながりや思い出をもう一度思い返すような小説で、じっくり読んでほしい作品です。


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第6位『ユリゴコロ』 沼田まほかる/著

主人公・涼介が偶然見つけた4冊のノート。
ユリゴコロ」と題されたそのノートには、
「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通とちがうのでしょうか。」
おぞましい殺人の告白が記されていた。

著者の沼田まほかるさんは、主婦・僧侶・会社経営をへて57歳で作家デビュー。
昨年デビュー作「九月が永遠に続けば」の売り上げを急激にのばし、いっきに注目を浴びました。


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