2012年2月25日 最新の話題の本「文庫ランキングTOP10」〜王様のブランチ
2012年2月25日の王様のブランチ、最新の話題の本「文庫ランキングTOP10」です。
第1位 『少女』 湊かなえ/著
『告白』で一躍有名になった著者の第2作目『少女』が待望の文庫化。
高校2年生の「由紀」と「敦子」は、転校生の「しおり」から衝撃的な話を聞く。
「あんたたち、死体を見つけたことがある？」
なんと「しおり」は、自殺した親友の遺体を見てしまったと言うのだ。
その話に魅入られ、人の死ぬ瞬間が見たいと思うようになっていく2人・・・。
死の目撃を夏休みの目標とした少女達に一体どんな結末が待っているのか。
第3位 『妖怪アパートの幽雅な日常⑦』 香月日輪/著
累計150万部突破の人気シリーズの第7弾。
将来の夢は公務員と堅実な人生を歩むつもりだった、高校生「稲葉夕士」。
しかしある日突然魔導師に選ばれてしまう。
妖怪と心を通わせ成長していく「夕士」の姿を描く、青春ストーリー。
第4位 『中途半端な密室』 東川篤哉/著
ベストセラー「謎解きはディナーのあとで」の著者、東川篤哉さんの最新刊は「文庫描きおろし短篇集」。
表題作「中途半端な密室」は、名探偵「十川」が活躍するミステリー。
現場には一切赴かず、新聞記事を読むだけで事件の謎をあざやかに解明していく。
第5位 『歪笑小説』 東野圭吾/著
ブラックな笑いにあふれる「笑」シリーズの第4弾。
念願の書籍編集部に移籍してきた新米編集者「青山」。
そこには、伝説の編集者と呼ばれる「獅子取」がいた。
型破りなその手腕とは・・・。
出版界の裏側をユーモアたっぷりに描いた、連作短編集。
第6位 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女（上）』 スティーグ・ラーソン/著
現在公開中の映画『ドラゴン・タトゥーの女』の原作本。
大物実業家の違法行為を暴き、職場を追われたジャーナリストの「ミカエル」。
そんな彼のもとに、36年前に起きた失踪事件の調査依頼が舞い込む。
助手として現れた「リスベット」は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性だった。
情報収集能力にたけた「リスベット」とともに、「ミカエル」は事件の謎を追う。
第7位 『楊令伝 九 遥光の章』 北方謙三/著
第8位 『分身』 東野圭吾/著
1996年の発売からコンスタントに版を重ねているロングセラー。
現在WOWOでドラマも放送中。
北海道の大学生「氏家鞠子」。
中学生の時母親は、一家心中をはかって家に火をつけ自分だけ焼死してしまう。
母の不可解な死の真相を探るべく、東京へと旅立つ鞠子。
そこで彼女か知ったのは、自分と瓜二つの女性が存在するという事実だった。
最先端医学の闇を描いたサスペンス長編。
第9位 『ビブリア古書堂の事件手帖』 三上延/著
シリーズ累計200万部。
2012年の「本屋大賞」にもノミネートされています。
