放射線セシウム問題による有機農業への影響

Vegetables
Vegetables / Martin Cathrae

スーパーなど行くと有機農業の野菜が農家の方の顔写真と共に並べられています。チョット高めなのですが美味しさを考えて買っていました。最近の放射線セシウムの汚染問題をニュースなどで耳にすると、東北での有機農業への被害を考えてしまいす。

放射線セシウム汚染による有機農業への影響

7月に放射性セシウムに汚染された稲わらを餌として与えられた牛から、放射性セシウムが検出され大きな問題になったのはまだ記憶に新しいと思います。
有機農業では、家畜の糞を堆肥として使用していますので、その堆肥が放射線セシウムに汚染されていると自分の畑も汚染されてしまうことから持ち込めない。東北の有機農家は堆肥の確保が問題になっています。

自治体では家畜の糞を処理する施設を運営し、堆肥として供給しているところもありましたが、震災で被害をうけたり、放射線セシウム問題で家畜の糞の処理が出来なくなったりしているところもあります。畜産農家では、家畜の餌を他県産の稲わらに変えたりしていますが堆肥の供給が危ぶまれています。

有機農業ファンとしては、これからも有機野菜を買い続けます。東北の有機農業の皆様にもこれからもおいしい野菜を提供していただけるように願っています。