「天空の城」謎多き神秘の遺跡マチュピチュ〜世界遺産②

空中都市マチュピチュは「天空の城」とも呼ばれています。宮崎駿作品の「天空の城ラピュタ」のモデルにもなっているようです。「一生に一度は行ってみたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。私もその中の一人です。


マチュピチュはなぜ作られたのか

1911年、アメリカ人の探検家「ハイラム・ビンガム」は地元の農夫に、山の上に巨大な遺跡があると教えられ発見、「マチュピチュ」と名付けました。インカ時代のものでは唯一手付かずで残された遺跡です。
ハイラム・ビンガム」は、映画インディー・ジョーズのモデルとされています。

マチュピチュは、マチュピチュ(老いた峰)とワイピチュ(若い峰)の間にある尾根の上に築かれ周りは断崖絶壁で、500人から1000人程度の人が暮せる程の大きさです。
文字を持たない文明なのではっきりとはしていませんが、宗教施設でなはないのかという説があります。インカ文明は太陽神を崇め、太陽神に使える処女をアクリャと呼び、隔離された生活を送っていました。また、マチュピチュで発見された人骨のほとんどが女性であったことから、アクリャの生活の場、宗教的儀式の場ではないかと推測できます。
太陽の神殿インティワタナには、日時計のようなものがあり、太陽の観測地としての役割も果たしていたのではないでしょうか。

マチュピチュは、世界的なパワースポット、スピリチュアルスポットとしても有名ですので、謎多き神秘の遺跡としての魅力を感じます。いろいろ想像するのも楽しいですね。

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