女性を疲れさせるホルモンの正体はバセドウ病〜たけしの「みんなの家庭の医学」


今日のたけしの「みんなの家庭の医学」のテーマは、「女性を疲れさせるホルモンの正体はバセドウ病」でした。普段はあまり見ないのですが、「女性を疲れさせるホルモン」という言葉に惹きつけられチャンネルを変えてみました。

キーワードは「寝ても取れない疲れ」

疲れには「肉体的な疲れ」「精神的な疲れ」があり、バセドウ病は「第3の疲れ」とよばれ、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になてしまい全身の細胞の新陳代謝が異常に活性化します。寝ていても体のエネルギーを使うので「寝ても取れない疲れ」という状態になります。

女性に多いい病気

バセドウ病の3/4が女性で20歳代〜30歳代に多いいようです。歌手の絢香さんもこの病気で歌手活動を停止しています。

バセドウ病の主な症状

主な症状を紹介します。4つ以上当てはまったら要注意です。
*見た目でわからない症状
 疲れやすい・脈が早い・暑がり・眠れない・口が乾く・皮膚が異常にかゆい・動悸がする
*見た目でわかる症状
 甲状腺が腫れている(喉仏の下にあり、通常より10倍位腫れたりしますので分かりやすい
 )・体重が減る・汗がでる・髪の毛が抜ける・手の指が震える・眼球の突出
*精神的な症状
 イライラする
などがあります。

バセドウ病は治る病気

バセドウ病は抗甲状腺薬を何年か飲まないといけないのですが、決して治らない病気ではありませんから病院で症状を細かく話し相談してください。

私の友人にもいました。いつも元気な彼女が、仕事をしていても体がダルそうで汗を拭きながら「暑い、暑い」と言っていました。動悸もするし喉の腫れも見た目で分かり、体重も減っていきました。病院に行くとバセドウ病と診断されたそうです。仕事を辞め治療に専念していましたが、今では復帰しフルタイムで働き、家事もこなし以前の元気な彼女に戻っています。
更年期障害とも症状が似ていますが、まずは病院で検査をしてもらいましょう。