切なく美しい!世界の廃墟写真集『世界の美しい廃墟』〜めざましテレビ

2015年3月19日 めざましテレビ 今、話題になっているのが、廃墟をテーマにした写真集。切なく美しい!世界の廃墟写真集『世界の美しい廃墟』の紹介です。

上の写真は『世界の美しい廃墟』の表紙です。

同心円上に広がる天井。
まるで宇宙船のような内装。
でも、床には白い粉が積もっている・・・。

これは、1981年に建てられたブルガリア共産党ホールなのです。
建設されてから8年後には廃墟となってしまいました。

いま学校や映画館など、世界各国で廃墟となった写真集が注目されています。

その中には日本で廃墟となった場所もあります。

昭和50年に建設された岡山県の霞ヶ丘ロープウェイ。
当時、オイルショックなどの影響により利用者が激減。
4年足らずで廃業になりました。

12年前に廃墟となった、静岡県石廊崎ジャングルパーク。
2000年頃に閉館したボウリング場・神奈川県トーヨーボール。

これらの廃墟を撮影しているのは、フランスのトマ・ジョリオンさん。
「子供の頃から廃墟に興味がありました。近所の廃墟に感動して、
18歳の時カメラマンになってすぐに撮りにいきました。」
と話されています。

写真でみる廃墟は寂しい美しさがあり、
どこか日本の「侘び寂び」の世界に通じるものがありますね。