富士山の色がかわる美しい姿に予約殺到『富士山グラス』〜スッキリ

2015年3月18日 スッキリ 9時ッスで紹介された、
国内だけでなく海外からも、美しい姿に予約殺到の『富士山グラス』です。

グラスの底に雪化粧をした富士山が型どられた『富士山グラス』。
美しいデザインが評価され、おみやげグランプリ2015でグランプリ
にあたる「観光長官賞」を受賞しました。

先月下旬よりインターネット販売を開始すると注文が殺到。
1個5400円ですが、1ヶ月に5000個も売り上げ3週間待ち。
中国や台湾からのオーダーも増えているそうです。

『富士山グラス』注文殺到の理由は?

注文殺到している理由は、飲み物を入れたときの美しさです。

ウーロン茶をそそぐと富士山は琥珀色に輝き、
グレープジュースをそそぐと赤富士に、
青い飲み物をそそぐと富士山が青く輝いています。

グラスにそそぐ飲み物によって富士山の色が美しく変化します。

また、『富士山グラス』を上からのぞいてみると、
富士山本来の地形をできるかぎり追求されています。

『富士山グラス』は江戸時代から続く伝統の職人技

『富士山グラス』は創業1956年、東京江戸川区にある田島硝子で
考案されました。従業員は46人、職人さんたちのチーム作業
一つ一つが手作りなんです。

硝子の玉を吹いてカタチを整えたら
富士山グラスの金型の中で吹きあげていきます。

金型の中で吹き上げるので「型吹き」と言われ、
100年以上まえからある技法とされています。

できたら2時間かけてグラスを冷やし、飲みくちの部分をダイヤの刃と
ガスバーナーで切れ目をいれて研磨しなめらかにしていきます。

最後に富士山の雪化粧。
サンドブラストという加工法で研磨剤を吹きつけ、
硝子を細かく削ることで美しい富士山グラスの完成です。

『富士山グラス』富士山の色がかわるのは偶然だった?

このグラスのうり、飲み物で富士山の色がかわる色の変化は、
狙ったのではなくたまたまだったそうですよ。

『富士山グラス』を考案した田島硝子の会長さんによると、

「たまたまウーロン茶を入れたところ、ウーロン茶の色がそのまま富士山の裾野に浮き上がってきた。これはすごいものを発見しちゃったな!みたいな、自分で考えた以上にいいグラスができたなと思います。」

と話されていました。

『富士山グラス』の感想

加藤浩次さん、テリー伊藤さんの感想です。

「いい!これはお土産でもらったらうれしい!」
「楽しいね♪入れるもので全然違いますもんね」
日本茶のグリーンも良かったね。春っぽい」
「お水もいいね!キラキラ光ってる」