布団のいらないこたつ『ステルス』〜ヒットの泉
2012年12月2日 ヒットの泉 「あったか節電グッズ」で紹介された、布団のいらないこたつ『ステルス』です。
あったかグッズの中でも昨年から見直されているのが「こたつ」。
家族みんながひとつに集まれて、節電にもつながると人気になり、前年比の1.5倍の売上になりました。
その中でも一番売れてるのが、すぐにあったか布団のいらないこたつ『ステルス』。
『ステルス』の生みの親は、「メトロ電気工業株式会社」代表取締役社長・川合誠治さんと、飛騨高山の「HIDAKAGU株式会社」代表取締役社長副社長・中村幸介さん。
家具のプロとヒーターのプロのタッグにより生まれました。
「メトロ電気工業株式会社」はこたつのヒーター国内シェア80％の会社。
飛騨高山は家具の生産日本一です。
『ステルス』布団がないのに暖かい秘密
最近のダイニングこたつは、布団が大きいためホコリが立ちやすい、すきま風が入るなどの悩みがあり、布団をなくしたそうです。
従来のこたつは、送風機による温風で空気全体を暖めるために温度上昇に時間がかかります。
『ステルス』は、送風機の代わりに反射板を設置。熱を反射させ足に直接伝えるのですぐに暖まります。
布団付きのダイニングこたつと『ステルス』の温度範囲をサーモグラフィーでチェックしてみると、『ステルス』のほうが高い温度の面積が広く足元まで暖まっているのがわかります。
一般の高脚こたつは600Wですが、『ステルス』の場合は360W。
布団がなくてもヒーターの消費電力が少なくても足先まですぐに暖まるのが特徴になります。
送風機を外したことにより、テーブルの天板が熱に耐えられないという問題がありましたが、木材と発熱材の間に空気の層を作り、空気を断熱材の代わりに使うことにより解決しました。
「すぐにあったか」が受けて人気、1万台以上を売り上げる大ヒット商品になりました。
膝周りが熱くなることなく、ジンワリとした優しい暖かさ。
机の下に太陽がある感じで、ひなたぼっこをしているような暖かさだそうです。
ダイニングテーブルだけでなく、座卓タイプなどもあり、サイズもいろいろあります。
