ゴミの臭いを閉じ込める『消臭袋おむつ用・キッチンの生ゴミ用・ペットのうんち用』〜ヒットの泉
2012年10月21日 ヒットの泉 研究―テーマ「消臭グッズ」で紹介さされた、120万パックの大ヒット!生ゴミの臭いを閉じ込める『消臭袋おむつ用・キッチンの生ゴミ用・ペットのうんち用』です。
ゴミ箱を開けた瞬間の生ごみの「ムワっ」ていう臭いって本当に嫌ですね。
我慢できない臭いから解放してくれ、嫌な生ゴミの臭いが漏れない『消臭袋キッチンの生ゴミ用』。
袋自体に消臭機能が付いています。
『消臭袋おむつ用』や『消臭袋キッチンの生ゴミ用』『消臭袋ペットのうんち用』などが発売されており、4年間で120万パックの大ヒットなんです。
『消臭袋キッチンの生ゴミ用』の実験
① 普通の袋と『消臭袋キッチンの生ゴミ用』のなかに、それぞれ、玉ねぎ・キムチなどの臭いのきつい食品を入れ口をしばり、密閉ボックスの中に入れる。
② 臭いが充満するまで1時間待つ。
③ 臭いセンサーで密閉ボックスの中の臭いの漏れを計る。
(数値50くらいまでがほぼ無臭)
普通の袋のはいっているボックス 数値182 駅のトイレと同じ臭いの強さ
消臭袋のはいているボックス 数値58 ほぼ無臭
『消臭袋キッチンの生ゴミ用』の臭いが漏れない秘密
『消臭袋キッチンの生ゴミ用』のお母さんは、株式会社マルアイの商品企画課・塩澤美佐子さんです。
創業以来124年、祝儀袋の販売日本一を誇る、株式会社マルアイ。
「包む」をコンセプトに封筒やビニール袋・お菓子の包装フィルムなどを作っています。
塩澤美佐子さんのお子さんが小さい頃、子供のおむつの臭いの漏れが気になったそうです。
「ゴミ袋の中に消臭機能があったら臭いが漏れないんじゃないか」と思い、袋自体に消臭剤を練り込み作ったそうです。
『消臭袋キッチンの生ゴミ用』の原料は、アルミニウム・カリウム・酸化亜鉛・酸化カルシウムといった金属。
これらの金属が様々な腐った食品の臭いを分解してくれます。
消臭袋を使うのは主婦が多いので、会社では結婚している人を集め意見をもらい、様々な工夫を凝らしています。
おむつ用の消臭袋では、袋が長くなっていて1回おむつを入れて縛り、次に入れるときに臭わない工夫をしています。
主婦の声で生まれた商品は画期的ですね。