2012年3月17日「文芸書ランキングTOP10」〜王様のブランチ

2012年3月17日の王様のブランチ「文芸書ランキングTOP10」です。

第1位『日本人の知らない日本語3 祝!卒業編』 蛇蔵&海野凪子/著

日本語学校に通う外国人の生徒を通して、日本人でも見過ごしがちな日本語の面白さを教えてくれるコミックエッセイ。
日本人の女性の話し方外国人の男性が真似してしまうとおかしなことに・・・。
日本語ほど男性と女性で使う言葉が違う言語は、世界でも珍しいんです。

第2位『PK』 伊坂幸太郎/著

PK戦で不自然な勝利を決めた、サッカー日本代表の謎を追う「PK」。
未来が見える青年の苦悩を描いた「超人」。
世界を変えるため過去にさかのぼってゴキブリを送り込む「密使」。
未来をテーマにした3作からなるベストセラー作家の最新刊。

第3位『降霊会の夜』 浅田次郎/著

ある嵐の夜、夢に出てきた女性が私の家に迷い込んできた。
彼女に導かれ出会ったのは、死者と交信できる不思議な女性「ミセス・ジョーンズ」。
今は亡き知人の声を聞きようやく知った悲しい事実とは・・・。
浅田次郎さん、1年ぶりの長編小説。

第4位『irodori』 高島彩/著

雑誌で連載していたものに、書き下ろしの新作を加えた高島彩さん初のプライベートエッセイ。
アナウンサーとしての活躍を支えてきた栄養たっぷりのレシピなど実用的な情報も満載。
華やかな生活が、かいま見えるお気に入りの私物も紹介しています。

第6位『紙の月』 角田光代/著

わかば銀行で働く「梨花」。
夫は仕事で忙しく自分とは向き合ってくれようともしない。
そんなある日、大学生の「光太」と出会い「梨花」の生活は一変する。
「光太」のために横領を繰り返す「梨花」。
海外へ逃亡した彼女は、果たして逃げ切れるのか・・・。

第8位『舟を編む』 三浦しをん/著

辞書の編纂に情熱をもやす編集部員の熱い人間ドラマ。
2012年の本屋大賞にノミネートされ注目を集めています。

第9位『ぷりっつさんち1』 松本ぷりっつ/著

小学校に通う3人の娘を抱える「ぷりっつさんち」。
小さな子供のいる家庭ならでわの、爆笑エピソードを紹介した人気ブログが書籍化されました。
無邪気な子供に振り回されっぱなしな「ぷりっつさん」。
毎日が幸せな驚きの連続です。

第10位『けむたい後輩』 柚木麻子/著

女子大を舞台に3人の女子がエゴのぶつけ合い。
かつての自分に重ねあわせて、気恥ずかしさを感じる方も多いのでは。