『世界一ソムリエ田崎真也 伝授 今飲みたい絶品「真冬ワイン」』〜ヒルナンデス!

2012年1月26日ヒルナンデス!『世界一ソムリエ田崎真也 伝授 今飲みたい絶品『真冬ワイン』』
1年で1番冷え込むこの時期。寒い今だからこそ飲みたいとっておきのワインがあるんです。
それが『真冬ワイン』。

世界一のソムリエ田崎真也さんから、身体を心から温める「身体ポカポカ真冬ワイン」を学びます。

身体ポカポカ「豊潤ワイン」の魅力

テーマは「豊潤ワイン」です。
じっくり飲むと、それでも身体が暖まってくるタイプのワインです。

今回、関ジャニ∞の村上さんと横山さんが飲み比べたました。
豊潤ワインのキーワードは、「フルボディー・重厚・濃厚・ボリューム感・ふくよか」

2005年度産 カリフォルニア 『ルーディウス・シラー』 15.3度
2009年度産 カリフォルニア 『クライン・シラー』 13度

度数2度の違いは人間の感覚では全然違い、「豊潤ワイン」は『ルーディウス・シラー』になります。

「ここでいう豊潤とは、アルコール分が豊かで口の中に含んだ時に、果実のボリューム感を感じること」。「豊潤ワイン」とは、アルコール度数が高く、果実のボリューム感を感じるワインです。

「冬場のワインは、スッと口に含んだ瞬間からカーッと熱と共に熱く甘く感じる」

「豊潤ワイン」の買い方

お店で購入するときは、「フルボディー・重厚・濃厚・ボリューム感・ふくよか」の中から2つ以上選び、お店の人に伝えると選んでもらえます。

ワインのアルコール度数はどのようにして高くなるのか?

その秘密はブドウの糖度にあります。
糖分がアルコールに変わりるので、ブドウを陰干ししたりして糖分が高くなるとアルコール度数も高くなります。
天候が良ければブドウの成熟度が増し、糖度が高くなり、アルコールの度数も高くなるということですね。

冬に食べたいこってりとした食べ物、ホンの一手間でフレンチ風に大変身!『あつあつ煮込み料理』

うなぎの赤ワイン煮

【材料】
市販のうなぎの蒲焼・赤ワイン(どれでもOK)・バター・蒲焼のタレ・山椒(付属品)

【作り方】
① フライパンに赤ワインを注ぐ(うなぎの厚さの半分程度)
② 火にかけ沸騰したらうなぎの蒲焼を入れる。
③ アルミ箔で落し蓋をし、2〜3分蒸し焼きにし、取り出す。
④ ソース作り。残った煮汁jに市販の蒲焼のタレ、山椒を入れる。
⑤ バターを加えて煮詰める。
⑥ ソースを煮込んだうなぎにかければ完成。

「豊潤ワイン」似合う料理のポイント!
「豊潤ワイン」とスパイシーさは相性バツグン。
アルコール度数の高い「豊潤ワイン」は、山椒の持つスパイシーさを合わせることで、でお互いを引き立たせます。

赤ワインで市販のうなぎの蒲焼を煮ることによりフワフワになり、タレの甘みがあるのですが、最後には酸味を感じます。

牛肉の赤ワイン煮

【材料】
牛ロース(角切り)・マッシュルーム(白)
赤ワイン(どれでもOK)・八丁味噌ガラムマサラ・砂糖・コーンスターチ・バター

【作り方】
① 牛肉に塩・コショウを軽くふる。
② マッシュルームを軽くソテー。
③ マッシュルームに火が通たら、牛肉を加える。
④ 牛肉は、表面に全体的に火が通たらOK。
⑤ 別のフライパンに赤ワインを煮詰める。
八丁味噌を加える。
⑦ 砂糖を加える。
砂糖を入れることで、八丁味噌の苦味、赤ワインの酸味をまろやかにする。
⑧ カレーパウダー(ガラムマサラ)を加える。
スパイスを最後に決めていきます。
⑨ バターを入れて味を調節する。
⑩ ソースの中にレアに仕上げた牛肉を入れてからめる。
⑪ 赤ワインでコーンスターチを溶く。
コーンスターチを赤ワインで溶くことにより、ソールが水っぽくなるのを防ぐ。
⑫ コンスターチを加えとろみを出し完成

赤ワインライス

【作り方】
① 水9:赤ワイン1の割合でバターをひとかけら入れて炊く。

「赤ワインライス」に「うなぎの赤ワイン煮」をのせて、洋風うなぎ丼にして美味しくいただきます。
「赤ワインライス」は、カレーライスやハヤシライスにも相性バツグン!。

「豊潤ワイン」は、焼き肉(タレ)・ジンギスカンなども合いますよ。

体の芯からぽかぽか「ホットワイン」レシピ

白ワイン

【材料】
ハチミツ・レモンスライス・ミントの葉

【作り方】
① レンジで45秒温めた(500wの場合120mlで45秒)白ワインにハチミツを加えよく混ぜる。
② レモンスライスを入れる。
③ ミントの葉を入れる。
ミントの葉は叩くことで香りがより引き立ちます。 

赤ワイン

【材料】
黒砂糖・オレンジ・シナモンスティック

【作り方】
① レンジで45秒温めた(500wの場合120mlで45秒)赤ワインに黒砂糖を加えよく混ぜる。
② シナモンスティック・オレンジスライスをいれる。

ホットワイン」は、飲み残して3日経ったワインでも十分美味しく頂けます。

「豊潤ワイン」に合うおでんは?

 
牛スジを味噌で煮込んだ「土手焼き」は「豊潤ワイン」と相性バツグン!
山椒をかけると、赤ワインのスパイシー感と調和して、更に美味しくなります。

甘い土手焼きには、酸味や渋みが強いワインはNG.
アルコール度数の高い「豊潤ワイン」のほうが良いいです。