「1度やれば2度と散らからない片付け術『人生がときめく片付けの魔法』」 近藤麻里恵/著〜はなまるマーケット

2011年12月14日のはなまるマーケット『人生がときめく片づけの魔法 得まる 年末の片付け祭り』で紹介された「1度やれば2度と散らからない片付け術『人生がときめく片付けの魔法』」 近藤麻里恵/著 です。

『片付けのことは「祭り」だと思っています。』とおっしゃるのは注目の片付けコンサルタント「近藤麻里恵」さん。通称「こんまり」さんです。
著書の『人生がときめく片づけの魔法』は1年足らずで110万部のミリオンセラーになりました。今月から台湾でも発売され、今後、中国・韓国・ドイツでも発売の予定です。

近藤麻理恵さんのプロフィール

5歳 『オレンジページ』『ESSE』を読み始める
小学生 整理整頓係をよく務める
15歳 『「捨てる!」技術』を読み開眼
22歳 大学の卒業論文ジェンダーの視点から見た片付け』
24歳 『片付けコンサルタント』として独立
25歳 『人生がときめく片づけの魔法』を出版

片付けのキャリアが20年『ほとんど片付けしかしてないです。(5歳から)ず〜と片付けばかりしてます。日本で刊行されている片付け本は1冊残らず読んでいます。』

「片付けでほめられたことが人生1度もない」
「何をどう片付けて、何を選んだらいいのか全然分からなくて」
そんな女性が殺到している『人生がときめく片づけの魔法セミナー』は3分で満席になります。個別指導も予約1年待ちです。
『新規の申し込みはストップしています。今やっている方は1年以上前にお申込みいただいた方です。』

『人生がときめく片付けの魔法』最大のポイント

最大のポイントは「ときめき」。片付けと「ときめき」は関係無いように思えますが、片付ける本当の目的は、自分のお部屋が全部自分にとって「きめくもの」だけの空間にすることです。物を選ぶ基準は自分にとって「ときめモノ」のか、「ときめかないモノ」かです。』

大切なのは、自分の理想の暮らしを考えてみること。いきなり片付けを始めるのではなくて、自分を振り返り本当はどうゆう暮らしがしたいのか、どんなものに囲まれて生活したいのか1回考えて見ることで、これからやっていく片付けに更に熱が入ります。』

「リバウンド率0」の『人生がときめく片づけの魔法』

『人生がときめく片づけの魔法』のすごいところは「リバウンド率0」で、1度片付ければ元に戻らないところです。
「片付けをしてから1年半経ちますがその間リバウンドはしていなくて、片付けの考え方がわかると言うか、考え方が変わると言うか」(『人生がときめく片づけの魔法セミナー』卒業生の女性)

「1年経ちましてリバウンドするどころな毎日どんどんキレイになっていく感じです。僕だけではなく、部下にも伝染していて部下のデスクもどんどんキレイになってます。」(サンマーク出版 編集長 高橋朋宏さん)

なぜリバウンドしないの?

『1回自分の持ち物を認識して、同じカテゴリーのものは一カ所にとやっていくと元に戻せなくなります。』
『一気にやることにより気づけるんです。』

片付けの魔法で「ときめく」年の瀬

そんな「ときめきの魔法」とはどんなものでしょう
『絶対に散らからない片付けというのをやって行きましょう』

家族4人でお住まいのはなまる主婦の自宅で片付けの魔法をひろう。
お悩みは「ウォークインクローゼットや押入れがモノで溢れ、なにが入っているわからない。来年小学1年生の息子さんの部屋が物置状態になっている」

魔法その1 場所別ではなくモノ別で

『片付けをする時「場所別」で片付けようとすると必ず失敗するので、片付けるときには「モノ別」でやっていくのがポイントです。』

まずは洋服から。自分の洋服を1箇所に集めます。存在すら忘れていたという洋服が山のように出てきます。「こんなにあったとは・・・」
『1回ショックを受けていただくことや、いろんなモノが分散しているからこれだけあったということなので、「モノ別」に一気にやっていくことがとても大事なんです。』

●手をつける順番は
衣類 ⇒ 本類 ⇒ 書類 ⇒ 小物類 ⇒ 思い出品
『この順番は自分の「ときめき」で選びやすい順番で、自分の「ときめき」感覚が上がっていくので、最後の思い出品に手をつけた時でも選べるようになります。』
子供のお片づけを教える場合でも洋服の片付けから教えたほうが、片付けの習慣が身につきます。

魔法その2 手で触って「ときめき」確認

『1着1着手にとっていただいて「ときめくモノ」だけ残していきます。残したいモノを選ぶのが大切。手に触った時「好きだな」とか「うれしいな」「次の季節も是非着たいな」と思えるものを選びます。』
思い出があっても今「ときめかないモノ」であれば、「ありがとう」と言って手放すのが『こんまり』流です。

結果、いらないものは45㍑のゴミ袋12袋分になりました。

魔法その3 ハンドパワーで収納

『人間の手ってすごくって、ここからハンドパワーが出ているんです。手から出ているエネルギーを洋服に注いであげるイメージでたたむと洋服がキレイにたためるようになります。』

目指すのは小さめのシンプルな長方形。ポイントは「エリ」が内側に入るようにたたみながら長方形にしていきます。

① 洋服を横向きにおき、広げて「手のひら」でなでてシワを伸ばす。
② 幅がおよそ1/3になるように袖を折たたむ。この時も「手のひら」でなでてあげます。
③ エリの方を持ちおよそ1/2にたたむ。エリの方を少し短めにする。
④ エリを内側にして長方形を目指してたたむ。

正しくたためたかの確認法は立ててみてください。立てば正しくたためています。
Tシャツなどの薄い素材でも立ちます。


●服は立てて収納!

立てた状態で収納しますが、ポイントは洋服の色別に並べるんです。
『手前が薄い色、奥に行くほど濃い色のグラデーションになるように入れていく。こうすることによって自分が何色を持っているか判ります。』

●ハンガーに掛ける洋服の選び方

『揺らしてみた時に「うれしそう」な感じのするものはかけてあげます。』
かけ方のポイントは「右肩上がり」
左側に「長・厚・暗」で右側にいくほど「短・薄・明」にします。」
『クローゼットの前に立つと、右肩上がりのキュンと感が感じられることが出来ます。』

モノがあふれていたクローゼットも床が見え、何があるか分からなかった押入れ、物置状態だった息子さんの部屋も見違えるようになりました。

ときめきの下着の収納法

『下着はVIPに収納する。女性にとって下着って一番内側につけるものかつ、心臓に近いものなんです。つまり1番「ときめき」に響きやすいです。』

① ブラジャーはカップを折らずにゆったりと並べる。ブラジャーはアクセサリーと一緒です。
② 守るべき場所を内側に
ショーツ収納にはティッシュの空き箱を使う

ときめく片付けの魔法 キッチン収納

キッチンの収納法はテレビでは初公開になります。
キッチン用品は「手をつける順番」では小物類に入ります。

『自分が持っているものをすべて出した状態で、「ときめくモノ」「ときめかないモノ」を選んでいきます。』

同じカテゴリーで「ときめき」判断

同じカテゴリーを一カ所に集め、「ときめくモノ」「ときめかないモノ」の分けていきます。
年に1回でもときめかせてくれるものは残します。

食器は食器棚の中からときめかないものを出していく方法もあります。

娘さんが作ってくれたコップ、1度も使ったことないけど・・・
『「ときめくモノ」を無理して捨てなくてもいいです』

食品は「ときめくモノ」より「賞味期限」を見る。

キッチンは「ルイトモ」で収納

『「ルイトモ(類は友を呼ぶ)」の法則。同じカテゴリモノのは同じ場所に収納する。キッチンは意外と重複するものがあるので、それに気がついて片付きます。』

ゴミ袋の収納はNGです。袋の中に袋を入れてしまうと、どのくらい入っているか分からず、新しいものを上に入れてします。レジ袋はたたんでティッシュの空き箱などに立てて収納。すぐに取り出せるようになります。

保存容器の「ルイトモ」の法則は、蓋と用器を分けて収納します。分けたたほうがキレイに収まり、使いやすくなります。


いろいろな収納の本を読んでも片付けってなかなか身につきません。『人生がときめく片づけの魔法』では、、目先の片付けよりも自分を振り返り、根本的な片付けの考え方が変えられ、習慣となっていく所がオススメポイントだと思います。
自分も片付け上手になれそうです。(^^)