更年期障害とは何だろう?
Dell Women's Entrepreneur Network Event - Rio de Janeiro / Dell's Official Flickr Page
アラフォー女性が集まれば「うちの子どもが今度受験なのよ」「ちょっとまたお腹の周りの脂肪が・・・」など定番の話題がありますが、最近良く話題に登るのが「更年期・更年期障害」についてです。
「急に顔がほてるんだよね〜」「最近疲れやすくって」「動悸ってたまにない?」「夜眠れないんどけど・・・」以前テレビなどでも耳にした未病(病院で検査しても異常はないが、自覚症状がある)で、不定愁訴(ふていしゅうそ)といいます。
更年期障害とはなんでしょうか?
まずは、更年期からです。
更年期とは何でしょうか?
日本女性の閉経年齢の平均は50歳頃と言われていますが、閉経を挟んだ10年(45歳〜55歳)が更年期にあたります。早い人はで40歳前後で閉経を迎えていますので、個人差はあります。
卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)は女性の体にとって大切なホルモンです。
40歳前後より徐々に卵巣機能の衰が始まり、エストロゲンの分泌も減少していきます。閉経を迎えるとエストロゲン・プロゲステロンともに激減します。
2つの女性ホルモンの減少により体内のホルモンバランスが崩れ、不定愁訴が現れたり、生活習慣病などになり易くなります。また、女性ホルモンは骨の新陳代謝にも関わっていますので、骨も弱くなってきます。
更年期障害とは何でしょうか?
エストロゲンが減少すると「足りないからもっと分泌して」と脳下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌されます。機能の衰えている卵巣は刺激をうけてもエストロゲンの分泌ができません。するとさらに性腺刺激ホルモンが分泌されるという悪循環がおこり、体内のホルモンバランスがトンドン崩れていきます
この状態が続くと自律神経を司る脳の視床下部にも影響を及ぼし、自律神経が乱れ様々な症状が出てきます。
これが更年期障害です。
更年期障害には個人差がある
卵巣機能の低下、エストロゲン・プロゲステロンの減少は誰にでも起こるのですが、更年期障害の症状、重さなど大きな個人差があります。
性格・・・ストレスの受け方の違いなども大きく関わります。
社会的環境・・・子育てをしている、親の介護をしている、職場での環境、家庭の環境などの違い。
生活習慣・・・不規則な生活になっていないか、過去に無理なダイエットをしていた、運動不足など。
上げた以外にも様々な要因があります。
女性の体って複雑ですね^^;。
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