16万円のiPhone6ケース『The Slit』〜スッキリ

2015年3月17日 スッキリ 「9時ッス」で紹介された、
16万円のiPhone6ケース『The Slit』です。

開発とデザインを手がけたiPhoneケースメーカ「SQUAIR」の道家さんによると、
「本当に作りたかったものは、16万円という価格帯のものではなく
世にないデザイン・機能性のものを作りたかった。
高級な腕時計などのように100万・1000万があるのは当たり前の文化。
将来20万・30万というiPhoneケースが生まれても
受け入れてもらえると思います。」

The Slit こだわりの製造法

製造しているのは岐阜県にある「ナカダクラフト」で、
授業員は10人ほどの自動車部品の型などを製造している小さな工場。
ここで製造されたiPhone6ケースは非常に精密になっています。

金属製のケースはネジで固定するものが多いのですが、
『The Slit』は、「batto(抜刀)」というコンセプトで作られており
刀を鞘(さや)から抜くというイメージでネジがなくても脱着できる構造になっています。

素材は「アルミニウム合金 超々ジュラルミン」といわれ、
日本で航空機用に開発された素材でゼロ戦にも使われていたというもの。
高い強度と軽さが特徴です。

この金属は電波の送受信に影響をあたえやすいと言われていますが、
すき間があるデザインにすることで電波の劣化を最小限に抑えています。

その製造方法は、パソコンの3Dソフトでイメージを作成し、
データーをもとに機械で削りだします。
1つのケースを作るのに40種類もの刃を使い分け、
刃を入れる角度をこまめに変えなければなりません。

ケースの型ができあがると最後は職人さんの手作業になります。
機械ではだせない丸みや質感、手にした感触をたしかめながら仕上げていきます。

『The Slit』は、日本のものづくりの最新の技術と職人さんの匠の技で出来ています。

The Slit を触ってみた感想

『The Slit』を触ってみて、出演者の加藤浩次さん・テリー伊藤さん
はるな愛さん・ロバート・キャンベルさんの感想です。

「仕上げが半ツヤで光ってなくてマット感があります。」
「抜刀感ありますね〜カチッと!」
「さわり心地がよくって軽い!」

「時計と違ってiPhoneは2〜3年でカタチが変わるので、
 これが使い続けられるかどうかですね。」