松たか子さんの愛読書〜王様のブランチ
2014年2月8日 王様のブランチ 読書LOVERS「松たか子のSELECT本」で紹介された松たか子さんの愛読書です。
松たか子さんがよく読むのは空想の世界の本。
「1本違う道を行ったら、見たことがない街があるかもしれない」と空想を膨らませたお話が好きだった子供時代。
一人ぼっちでいることが多く妄想や想像の世界が好きだった。
今でも違う世界があるかもしれないという話にワクワクしているそうです。
『アルケミスト 夢を旅した少年』 パウロ・コエーリョ/著
生きる勇気が湧いてくる本。
生きていくたくましさだったり、大切なモノを少年が冒険しながら見つけていくお話です。
『クレー絵本』 パウル・クレー(絵)/谷川俊太郎(詩)
松たか子さんに深く刻まれた本。
スイスの画家・パウル・クレーが描く色彩世界に、詩人・谷川俊太郎が触発され言葉を紡ぎだした新しいタイプの画集です。
2人の想像力がギュッと詰まっていてとても魅力的。
お気に入りの作品は「黄金の魚」。
「どんなよろこびのふかいうみにも ひとつぶのなみだが とけていないということはない」
一つの絵からこういう世界を想像できるのが素敵です。
『銀のロマンチック・・・わはは』 川原泉/著
松たか子さんの理想の恋愛が描かれた少女漫画。
『銀のロマンチック・・・わはは』あらすじ
日本スピードスケート界の期待の星・影浦忍は競技中の事故で再起不能の大怪我を負う。
そんなときに出会ったのが、天才クラシックバレエダンサーを父に持つ由良更紗。
彼女とペアーを組みフィギュアスケートの世界に挑戦していく物語。
松たか子さんにとっての『銀のロマンチック・・・わはは』
理想の恋愛みたいな・・・。
ベタベタしていないけど、大きなものに抱かれているような。
こんなふうに生きていけたらいいなと思う漫画です。
一番魅力は?
技ができなくて悩んでいるときに、飼っている犬のポチが回転のコツを自ら回転して見せてくれるんですね。
いっぱい愛情を注いでかわいがっているポチだから恩返しにつなが。
色々なものを飛び越えた愛情を感じて、たまらなくほっこりするんですね。